オカエ・ザ・超雑記帳

徒然趣味主義主張

爽やか

90年代JRPG名曲集

モンストがFFコラボをやっている。

テレビを付けていると暁の戦士とギルガメッシュが戦闘するCMをよく見る。CM打ちすぎ、アホ程儲かっているんだろうか。

それにしてもモンストのチョイスはたびたびおっさん達の琴線に触れてくる。昨今のクソガキ達に媚びずFF5をCMの主力にする辺りは大変評価に値します。

 

コラボCM、あるいはモンストをプレイしてると流れてくる「ビッグブリッヂの死闘」を聴いていると、クソガキ時分のライトなスクウェア信者だった頃を思い出させてくれて、僕はノスタルジーに浸るのです。

 

と言うわけで今回は僕の琴線に触れて郷愁絶頂(ノスタルジックアクメ)を感じさせてくれる、古き良きRPGの名曲達を紹介していきたいと思います。当然ながら旧スクウェアにまみれてます。

 

FFⅤ

0.ビッグブリッヂの死闘

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元々イントロがめちゃ好きだったけど、オッサンになると主旋律の疾走感とグルーヴたっぷりのベースラインの絡みでアクメできるようになります。

余談だがゲーム中のビッグブリッヂの所は言うほど死闘ではない。

FF5の曲は総じてテンポの裏にブルージーさが同居してる感じが素晴らしいですね。

 

1.はるかなる故郷

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この曲は主人公の故郷の村のBGMなんだけどね、物語進めて中盤以降聴けなくなるんすね。曲の儚さとゲーム進行的儚さがマッチしてノスタルジックアクメな楽曲となっています。

 

他にも通常戦闘とか第三世界とかエクスデス戦とか色々あるけど正直アクメクラスのFF5曲は上の二つかな。

 

FFⅥ

2.セッツァーのテーマ

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先に言っておくがFF6植松伸夫のキャリアハイであると、FF6の曲最強揃いすぎて選ぶの辛すぎる。

とにかくアガって一回転してダーツなげたくなる抗うつ薬

 

3.仲間を求めて

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ブルージーなベースラインに今度は綺麗なフルート的な音でマクシマックスに郷愁を煽っていくスタイルの曲。チキチキ言いまくるハイハットも最高。世界崩壊した後の世界観に全く相応しく、そしてなんの意味もなくブラキオレイドスを狩ってスリースターズを集めるのだ。

 

4.妖星乱舞

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プログレメタル代表、変拍子から入ってパイプオルガンで落ち着いてってプログレ、これ最終楽章だけどホントはこれの前にずーっとアーアー言ったりッアッアッ言ってる楽章があって、長ければプログレを地で行ってる。長さゆえにダレてしまうのが難点。

 

5.決戦

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ヘビメタ、100人聞いて100人が絶頂する(弊社調べ)単純に聴いてて気持ちー

 

6.死闘

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隠れFF6最強曲、オーケストラ的連弾で気持ちを掴んでからのまさに死闘を演じるかごとくアツいメロディが流れて非常に良いし妖精乱舞と違ってしつこさも控えられてる。

 

FF6最強やな・・・

 

クロノトリガー

7.時の回廊

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植松伸夫からちょっと離れて光田康典、植松氏がテクニカルな洋楽から多大な影響を受けてるっぽいのに対し光田氏の持ち味は民族音楽感がすごーい、あと打楽器の使い方うまーい、と言うところですか。

スチールドラム風とコントラバス風の美しいメロディが流れてると思いきや突然民族っぽいジャララランが入ってアラビア的なんだか南米的なんだか知らんがとにかく名曲。

 

8.クロノ・トリガー

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最高オブ最高、序盤の光田節のドラム(と勝手に呼んでる)からの、これ以上なくブレイブリーなメロディからの感極まりそうな泣きメロが入って大サビ!私は、脱糞、した。

 

FFⅦ

9.シドのテーマ

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クラウドがあうあうあー言ってみんな困り果てたときにオッサンがかっこよく決意した時の力強い曲。この曲聴いていたいが為にダイヤウエポンとのバトル手前でひたすらチョコボ育成したりしてた。

 

10.星降る峡谷

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ザ民族な名曲、力強い笛と太鼓に魂が揺さぶられます。ブーゲンハーゲンめっちゃ良い爺さん。

 

11.エアリスのテーマ

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いい。セフィロスがすっときてすっとね、あの情景と重なってね。

FF7の曲良いんだけどあくまで良曲揃いの印象、植松もFF456の頃に比べ角が取れて丸みがでたというか。

 

サガフロンティア

12.ラストバトル -T260G-

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テクノ力の高い一品、同じトラックを繰り返しつつも、RPG的熱いメロディを混ぜ込んでくるところがロボ編と非常にマッチしてよい。

サガシリーズサガフロしかやった事ない雑魚だけど、サガフロのなんでもやらしてくれるフワッとしたゲームシステム最高。ファンタジーなら聖剣LOM、サイバーパンクならサガフロ

 

13.クーロン 

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若干おちゃらけ音漂う中に紫煙くゆらすようないぶし銀の雰囲気が見え隠れしてちょい悪アウトレイジ系でカッコいい。たまに聞くと半日くらい脳内でリピートされる謎の中毒性がある。

 

ゼノギアス

14.おらが村は世界一

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ゼノギアス空前絶後の最高のやつだ。というのが小学生の頃からの唯一ぶれない主張である。やってない奴はPS4買うよりゼノギアスやった方が絶対満足感やべえからおススメ、当然音楽も最高。クロノトリガーも良いが光田康典のキャリアハイは間違いなくここ(と勝手にのたまっているの)である。

テンポの良いケルト民族音楽と微妙に哀愁漂わすフレーズ、そしてラハン村のこれからを考えると涙なしでは聞けない一曲。

 

15.悔恨と安らぎの檻にて

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こんなゴシック的なチェンバロ的な曲もやっちゃうし、これも沁みる。沁みアクメ。

 

16.つわものどもが夢の跡

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最高、テッテレテッテレテレレレーのフレーズはバルト君に絡むBGMで良く使われててこれは軍歌風アレンジかな、他のはバラード調とアラビア風あってどれもいいが、あえて挙げるならこのユグドラシル曲です。

 

17.飛翔

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光田節のドラム(と勝手に呼んでる)から飛び出る超絶爽快フレーズに無限アクメ間違いなし。のゼノギアスで最も外せない一曲。

 

ポケモン

18.王のテーマ

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いやーポケモンもいいんだけどもね、やっぱ植松光田が最強すぎるな。これ90年代じゃないけどいいか。

 おわりに

ここまでたどり着いた人おる?名曲集とか言っておいて紹介したの大体光田氏と植松氏のどっちかっていう、ゲーム音楽ニワカにもほどがあるというか、偏り過ぎてますな。ただ今回紹介したのはホントにもう上澄み中の上澄みなので、良曲はまだまだたくさんありますよね、すぎやまこういちのやつとかね!

 

飛ぶ鳥を落とす勢い

よそいきの郵便をしたためる必要があったので頑張って清書していた。

元々字は汚い方、と言うか小学校時分の未だ稚拙な脳みそしていた同級生達を除き、僕より汚い字を書くやつは見たことがない。

とはいえこれまでも字が汚いなら汚いなり、誠意という言い訳をもって、なんとなく丁寧に書いてる感を出すことにより急場を凌いできた私だが、ついに凌げない漢字に出くわしてしまった。

 

 

飛だ。

 

 

住所なんかを一通り書き終わり、さて宛名を書くとしようか、飛山飛男(仮名)っと。

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あのさあ・・・これ全力なんですけど、飛ってむず過ぎと違いませんか?

まずね、字汚い勢から言わせていただきますとですね、はらいとかはねとかありますよね?あれって僕らからすると全部ランダム要素なんですよね、100回やったら100回違う結果が出るわけですよ、その日の湿度とか風向きとかに左右されるわけで正しくはらわれはねれるかどうかは運次第なんですわ。

そんなランダム要素を極力排す為にね、我々はね、長年の研究によって全て止めるっていう術を確立していった訳。分かりますよね?

そんで見ての通り、飛って漢字ははらいとはねのハーモニーで字体が構成されてるんですわ。

以上により結論付けると、はらいとはねを極力排す進化を遂げた我々人類には、はらいとはねのハーモニー字体「飛」という漢字は書き得ないものとなってしまいました。

 

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辛うじて右上が及第点か?ただもう飛を書くのに緊張し過ぎて線が弱弱しくてダメですね。せめて線の量がもうちょっと密集してくれればもうちょっと誤魔化しが効くんですがね・・・

 

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これだ・・・我々はかねてよりコンピュータに囲まれ育ってきた。

はらいはねとは筋肉の微小な強弱により表現される、極限にアナログな筆記法であるわけで、デジタルなコンピュータボーイ達にとって荷が重いのは当然であった。この論理に気付けた私に敵はいない。飛をこちらのフィールドに持ち込めば良かったんだから。

そして飛のはらいはねというアナログな要素を全て無視し、できるだけデジタル的なガウス的な筆の動きをする事に決めた。

 

今ここに「飛デジタル書体」が誕生したのだ。

 

MTGとの蜜月

MTGとは、世界最古にして未だ現役のトレーディングカードゲームMagic the gatheringの略称である。

ミーティングの略ではないので注意頂きたい。とかくミーティングをMTGと略しがちなビジネスパーソンの諸君、近くのデュエリストが反応してしまうので今後は正しく「会議」と言ってくれたまえ。

さて僕とMTGはもう20年近い関係になるが、僕とMTGは煮え切らない恋人達の様に付いて離れてを繰り返している。

砂利っぽい箱ブランコの上でデュエルをした事もあったし、教室でもたくさんのデュエルを重ねた事もあった。 修学旅行の部屋で隠れてデュエルをした事もあった。秋葉原のマックで、飲茶(仮名)の家で徹夜デュエルしたのも今となっては良い思い出だ。

話は変わるがデュエルという言葉は最高だと思う。 やんちゃさと幼稚さの中に男のプライドと小バカにしてる感が合わさってる言葉ランキングを作ったら、間違いなく優勝だろう。

 

閑話休題

 

僕は今年で29になる。 放蕩ばかりしている歳でも無くなってきたので、ここらでMTGとの関係にけじめを付ける必要があると感じている。

特にここ数年は自分のカードをろくに持たず、※1半引退グランプリプレイヤー、あるいは※2デッキ借受け小作農、等という謎のスタンスを貫いてきたが、そろそろMTGとの関係に決着を付ける時が来たのだ。

 

※1半引退グランプリプレイヤー

引退を公言しつつガチ度の高いグランプリに遠征するプレイヤーの事、何回も一夜限りの復活をするロックバンドと大体同じ理屈である。

※2デッキ借受け小作農

デッキを所有する豪農からデッキをお借りさせていただいて大会へ赴き、好成績を収めて賞品を手に入れた際に、デッキ賃貸料としてマージンを納めるプレイヤーの事

 

そもそも、なぜ※1、※2のようなことをしているのか?自分のデッキを持てばええやん?と疑問に持つ人もいるだろう。理由は単純でMTGのカードが高え、以上である。

 

例えば、ここにバボカというカードゲームのデッキがある、バボカは「ハイキュー!」題材の女子にも根強い人気を誇る素晴らしい奴で、ここにあるデッキは大会でも優勝を狙える強いデッキだ。

MTGの高いカードが1枚あれば、バボカの強いデッキを1束(40枚)作れてしまうのだ。日本円ではなくTCG同士の例え話で語る事にカードゲーマーとしての矜持がある。

MTGのカードの値段が高い事はなんとなくお察しいただけただろう、とはいえ僕も社会人を5年やっている、正直に言えばMTGのデッキ位ポケットマネーで作れない事はない。

僕がMTGのデッキを持たない理由はもう一つある。

一度、ただ一度、実の兄にほぼ全てのMTGのカードを二束三文で売られた事がある。今から五年前の事だ。その日を境に、僕は半引退デッキ借り受け小作農グランプリプレイヤーへの道を歩む事となった。

一人暮らしをする際にカードたちを実家に置いてきた事が運の尽きだった。その時期はMTGと僕の心が離れていた時期だったので、軽い気持ちで置きっぱなしにしていた。

 

ある日電話が鳴ったので出てみると、兄からの電話だった。

「今度実家帰るけど、お前の部屋掃除しとくついでに要らない物捨てとくよ。」

「ああ、お願いします。」

僕の認識ではMTGのカードは有価証券であり、有価証券=要らない物の等式は当然成り立たない。ただし僕の持ち物の内、兄にとっての要らなくない物とはギブソンサンダーバード位だったらしい。

・・・こうして僕のMTGのカードは二束三文の現金に換えられた、ついでに言えば巻数が多くおいおい現住所に移行しようと思っていた漫画達もすべて売られていた。さらに言えば、そこで発生した二束三文は全て兄の懐に入り、時を経て姪のオムツに等価交換されたのだ。「精神を刻む者、ジェイス」が姪の尿を堰き止め、「喧嘩商売」が姪の便を受け止めていた。そう考えると姪思いの良い叔父である、こちらの支出としては一生分のお年玉をやった訳だから、姪は金輪際お年玉をねだるべきではない。

ただ、当時を振り返れば、人の物を勝手(※了承済)に売りやがって死ね、という気持ちとともに少し晴れやかな気持ちもあった。

MTGのカードは物理的に生活を圧迫していた。ペラいとはいえ体積があり、多種にわたるカードがある以上、そこそこの整理整頓と収納スペースを求められていたからだ。煩わしいものが消えた、これを機に紙のカードゲームは完全引退しよう、そんな風にも思えるようになっていた。

こうして僕はカードの所有をやめてデッキを持たなくなった。そしてカードの所有をやめたらMTGを忘れる事が出来ると思っていた。

 

MOというPCのアプリがある。正式名称をMagic The Gathering Onlineと言う。

実家を離れ一人暮らしを始めた僕は、ちょくちょくこのアプリでMTGを遊ぶ様になった。紙で資産を管理しないでもよいし、デジタルならではの遊び方もあり楽しい。

僕とMTGは離れていなかった。

学生の頃一緒に遊んでいたデュエリスト達にグランプリやプレリリースに誘われホイホイ付いていく。こうして半引退デッキ借り受け小作農グランプリプレイヤーとしての地位を確立していく。

僕とMTGは近づいている。

 

もうね、全然引退できないっすね、MTGというカードゲームは面白いっすわ、中年目前になっても全然飽きがこない。論理的思考を教えて貰ったし、煽りへの対処を教えて貰った恩もある。高校以前から付き合ってる友達は大体MTG繋がりだし、気付けばライフワークだったのかもしれない。

完全に引退するのはおそらく開発元のウィザーズオブザコーストがサポートを終了した時だろう。

自主的に引退しない事を決めたのなら、つまりこれからもよろしくねと言う事であり、先立つ物、デッキを作る事に決めた。 冒頭に戻るが、こんな形でMTGとの関係に折り合いを付ける事にした。

 

カードを売られてデッキが無いという状況は、時として不利益も多かった。小作農的な大会参加をしていても、自分の取り分がデッキ賃貸料として搾取される事になる。

前回のグランプリでは、スタンダードのデッキを1から組む為に1週間分位の給料を使った。良い値段をかけて作成したデッキは、半引退プレイヤーである事からグランプリ後にはタンスの肥やしとなり、全く減価償却出来ていない。

これらを見返してみると、自分のデッキを持っておく事は悪い選択肢では無いのだ。

 

レガシーを始めることにした。 レガシーとはMTGの公式フォーマットである。

レガシー - MTG Wiki

 

MTGのフォーマットには色々あるが、このレガシーというルール上ではこれまで発売されたほぼすべてのカードが使用可能となる。

つまり一度デッキを組んでしまえば(流行り廃りはあるもののの)同じデッキをずっと使い続ける事が出来る。

一見すればお得ではあるが、デメリットも存在する。イニシャルコスト(初デッキ作成費)の高さである。

レガシーのデッキを錬成すると軽自動車が出来上がるのはザラである。

これまで発売されたほぼすべてのカードを使用可能、を言い換えれば、現在印刷されていないカードを使用してデッキを組む事であり、つまり供給が絶たれているカードを使う事である。供給が絶たれる事で必然的に需要過多となり、カードの高騰が起こる。

例えばここに「Underground Sea」というカードがある、このカードはデッキに4枚入れるべきカードだが1枚約30000円の値が付いている。4枚ならば120000円、アウトドアセット一式が買えそうな値段だ、アウトドアセット欲しいキャンプしてえ。

ならば「Underground Sea」を使わなければ良いのだ。「Underground Sea」は1995年ごろまで印刷されていたとりわけて古いカードであり、プレイヤー数の増大に伴い印刷枚数を増やした昨今のカードと比べて、市場に出回る量はごく少数となるため、アホの様な値が付く。

ただし「Underground Sea」は一例に過ぎない。供給の絶たれたカードではあるが、最近印刷されたカードであれば、印刷された絶対数があり出回る量も多い、そういったカードで構成されたデッキならば、アウトドアセット一式で錬成出来るデッキもあるのだ。

結局の所その位の価格帯で一生遊べる玩具を持てる事は、僕の感覚では釣り合いが取れていた。

そうして僕はデスタクを作る事に決めた。

裏サンデー・サーガ

小学館がwebで展開しているweb漫画サービスが裏サンデーである。

裏サンデー

裏サンデーの開始当初ほかのメジャー出版社はweb漫画をやっていたのか知らんが、当時はニート社なりで非商業的に展開していたのがweb漫画の主流だった中、裏サンデーととなりのヤングジャンプは大手出版社が公式で取りまとめる商業前提web漫画の走りだったと思う、今でこそジャンプ+とか柔らかスピリッツとかコミコとか大量に溢れているが、少なくとも当時は上記の二誌しか知らなかった。

そんな裏サンデーももうそろ五周年か六周年を迎えるとか迎えないとか、今まで公言していなかったが僕は裏サンデーをサービス開始当初からずっと追いかけており、週に3,4度の購読を五年間続けている。五年間と言えばちょっとした赤子の首が座り、乳歯が生え、諸々あって年長さんになるような月日である。

そんなこんなでもはや僕の生活の一部と化している裏サンデーだが、知人との会話の中で裏サンデーの話題を一度も出した事がないことに気付いた。

これはおかしい、別に裏サンデー購読を隠すつもりはない、ただやはり急に昔話のテンションで「戸塚たくすは確かに戦略家だったけどインテリぶりは鼻についたよなあ」とか言われても誰も乗ってこれず、大事な友達を失っていくであろう事は自明である。とにかくリアルで裏サンデーの話は一生話す機会がなさそうだ。

だが忍びない、ここは雑多なインターネット空間をふんだんに使い、居るか居ないか怪しい裏サンデー回顧厨諸君へ向けて、裏サンデー一大叙事詩を語っていこうと思う次第である。

出会い

あの頃の僕は孤独だった、というか今現在この文章を書いている僕も孤独ではあるがその話は置いておこう。2012年の冬に一人暮らしが始まった、自分で望んだわけではない一人暮らしだった。一人しかいない部屋でやる事などそんなに無いし、当時は浮世から離れていきたい気持ちが強いのかテレビもなかった。

やる事と言えばエロ動画を観てオナニーするか、実家から持ってきた漫画を読むか、筋トレするか、家事をするかとかその程度の事しかしていなかった。猿とかゴリラのような生活水準であり到底文化的とは言えない。

裏サンデーに出会った日はインターネットをしていた、ちんこを握っていたか、マウスを握っていたかどうかは定かではないが、web漫画は読んでいたと思う。そんな電子の海で快楽の波に揺られる中、今やアイシールド21の人が作画をし、アニメ化し、TCG化し、腐女子の餌となった超有名作品、ワンパンマン原作サイトの更新チェックをしていた。

どんな文言が書いてあったかはさすがに覚えていないが、原作版ワンパンマンサイトのバナーに裏サンデーととなりのヤングジャンプで新連載するやで!みたいな事が書いてあったと思う。この時から裏サンデーととなりのヤングジャンプ購読の歴史が始まった。始まりはONEである。

ちなみにとなりのヤングジャンプは今はもう見ていない、ねこぐるい美奈子さんが連載終了した時点で「となヤン」への熱を失い見切りをつけた。無論、ねこぐるい美奈子さんは傑作なので興味があったら読んでほしい。

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黎明期

今でこそ日に数作品、週単位で40作品が更新されるほど大きなコンテンツとなった裏サンデーだが、閲覧を始めた当初は平日に1作品ずつ更新される程度で、今と比べればコンパクトな内容だった。

当初はワンパンマンの作者が描いていた「モブサイコ100」だけを読んでいたが、すぐ別の作品にも食いついていく事となる。コンパクトなサイトとはいえ、当時からweb漫画界トップを走る作者をふんだんに使用したパワーの高い連載構成だったと思う。ケンガン、ヒト喰い等とにかく毎週が楽しみだった。

そんな中、黎明期で特に語るべき漫画と言えば「ゼクレアトル~神マンガ戦記~」だろう。裏サンデーを前衛的なweb漫画誌へ方向づけた作品と言っても過言ではないゼクレアトルは裏サンデー影の立役者である。なによりゼクレアトルという作品そのものが戸塚たくすサーガと言っても過言ではないほど、作者戸塚たくすの思想、恨み辛み苦悩が色濃く反映された内容であり、読んでいるとまるで作者とコミュニケーションをとっているかのような気持ちになって勝手に戸塚たくすの人となりを知れた気分になる。

おまけ漫画がよく載ったり、編集が作家をいじったりする様な裏サンデーの文化が出来上がったのは、ゼクレアトルと戸塚たくすのおかげだと思っている。

僕が裏サンデーを好きなのは作品に作家の人間性が透けているところでもあるのだ。

作家弄りで外せないのは岡部閏だ。岡部閏は「世界鬼」という漫画の作者で、世界鬼はこれまた黎明期を立派に支えた良い漫画だった。世界鬼からも岡部閏がにじみ出ていて毎週楽しみだったのを覚えている。

岡部閏はポケモンバトルガチ勢でもあるがゆえに、連載を落としてしまうこともあった。ポケモンバトルガチ勢であるがゆえに、ツイッターで嫁ポケ(強くはないが可愛い等強さ以外の理由でガチのバトルに使われるポケモン達)を使うやつを批判して、嫁ポケ肯定派である一般人の嫁ポケにバトルでボコられてポケモン引退した挙句、一連のやり取りが編集にバレて説教を食らったりもしていた。とにかく面白い奴である。詳しく知りたい人は「岡部 嫁ポケ」で調べるといい。

踊り場~変革期

ゼクレアトルの打ち切りが告知される。なぜか作画者がいなくなり「オーシャンまなぶ」で見慣れた戸塚たくすの汚い絵が誌面に載る。同時期、編集部の当初目論見では単行本売上のみで裏サンデーを運営しようとしていたらしいが、収益のモデルが成り立たなくて裏サンデー廃刊しちゃうからコミックス買ってくれい!とか言い始める、裏サン編集はプロとして恥ずかしくないのか。

サービス開始から一年たった頃、裏サンデーは悲鳴を上げていた様に思う。内部事情は知らないがゼクレアトルが打ち切りされた時期の裏サンデーは心なしか閑散とし、陰鬱とした雰囲気が広がっていた。もしかしたら作家を一通り使い尽くしてしまったのかもしれないし、本当に予算もなんも無くなって作家を雇えないような厳しい懐事情だったのかもしれないし、どちらともなのかもしれない。ただここで裏サンデーが凄かったのは新人発掘に活路を見出したことだ。これにより後の裏サンデーを支える人材が大量に掘り起こされていく。当時の新人作品で未だに印象深いのは「異能力バトルロイヤル」、「寿司 虚空編」である。

ちなみに寿司虚空編の作者である小林銅蟲のブログをハテナで偶然見つけたので最近よく読ませてもらっているが、ホントに漫画家かよと言う位飯の話題しか出てこないし、飯の内容が逐一面白くて過去分も漁ったりしている。

めしにしましょう/小林銅蟲 一の膳 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ

小林銅蟲、飯の漫画書いてた。即買った。

復活期

きっと新人発掘という行為は裏サンデーにとって厳しい決断だったろうし、一か罰かという側面もあったに違いない、だが埋もれに埋もれ、拗れに拗れた人材が蠢くWEBで金脈を掘り当てていった裏サンデーは見事復活を遂げる事となる。

上記に加え過去話分の閲覧制限を導入したりする事で漫画の発行部数を伸ばせたらしい、この事で以前のような漫画かってくれと言う恥ずかしい告知は無くなり、収益構造も改善されたのだろう。ちなみに僕は今でも毎週の最新話だけweb上で読むスタンスを貫いているため、偉そうに裏サンデーの歴史を語りながら、これまで裏サンデーに関連して小学館へ落した金額は0円である。

勇気の決断は功を奏し、2013年の終わりころから新人発掘出身の素晴らしい作家が次々に出てくる事となる。「懲役三三九年」なんかはとにかく優れたプロットとして語り継がれるべき名作である。

この時期で特筆すべきと言えば「Helck」の連載開始だろう、いまや裏サンデーの看板漫画の一つとなったHelckだが、連載当初は異世界物のギャグマンガかな?程度の評価としていたが、まさかこんなに面白くなるとは思っていなかった。ダークファンタジー物としてハガレンベルセルクと並べても遜色が無い。

安定期

こうして踊り場を抜け復活を遂げた裏サンデーはたまに挑戦的な企画を挟みながらも現在まで安定した稼働を続けている。

辱事件は記憶に新しい、美少女漫画家にべらぼうに残酷な描写を描かせた「辱」という問題作がある。掲載したのもつかの間、すぐ掲載を中止して当時のWEB漫画業界を沸かせていた。

最近では「灼熱カバディ」、「送球ボーイズ」といったニッチ層へ向けたスポーツ漫画がアツい、どちらも競技ルールは良くわかっていないが、それゆえスポーツ漫画に大事なのはアツさと人間模様であると再認識させられる。

最後に

安定期は最近読んでる漫画をただ紹介するだけになりそうなので書くのをやめた。

裏サンデーはサービス開始からこれまで、紆余曲折ありながら数々の名作を生み出してきた。世の中はピラミッド構造である。数々の名作のすぐそこには数々の駄作たちが転がっている。

僕は裏サンデーに連載されてきた語るべきではない駄作達も、名作達と同様に愛を持って接する事が出来ている。無料コンテンツ故に。

もしコミックスで買っていたとしたら破り捨ててけなしまくるであろう作品でも、無料で読める分には「駄作だな~、無料にしては良かったよ、次頑張ろうな。」と好意的に接する事が出来るのだ。裏サンデーは良い。

 

ザッピングナイト201701

3連休の締めは夜更かし、これで明日からも怠惰に仕事ができるってもんよ。

CDは買わないが、youtubeで過労死するほど聞くであろう曲たちを紹介するザッピングナイトのコーナーです。

 

FINAL FRASH 『PARADISE』 (Official Music Video) - YouTube

MC DOTAMAがボーカルのファイナルフラッシュの新曲、バトルMCとしてのDOTAMA氏は最高なんだけど、ぶっちゃけファイナルフラッシュの前の奴も音楽ワルキューレとか音源はそこまでピントは来てなかったけども。

この新曲はめちゃカッコいいすね、というかDOTAMA氏の甲高い声のサビが癖になりますね、FSD人気とも合わせてファイナルフラッシュ売れるんちゃう?と思います。

 

ポルカドットスティングレイ「テレキャスター・ストライプ」MV - YouTube

ポルカドットはもう既にバズりまくってるんで今更っぽいけど、一応アーリーアダプター的タイミングでyoutubeで発見してたんです!僕結構早いうち(4ヵ月前位)からこのバンド良いって言ってたんです!

なんといってもボーカルがちょうど良く可愛い、足短くて超可愛いでつね。後曲のセンスも演奏も素晴らしい。

 

Ykiki Beat - Forever (Official Lyrics Video) - YouTube

超絶今更その2、日本人らしからぬ発音が魅力、ぐるナイのエンディングになってたな最近。

 

フレデリック「オドループ」Music Video | Frederic "oddloop" - YouTube

超絶今更その3、こういう癖がスゴいサビが続くやつが最近の好みかもしれない。

 

岡崎体育 「MUSIC VIDEO」Music Video - YouTube

超絶今更その4、メタい発想は天才のそれだがそんなにリピートするような良い曲ではない。

 

星野 源 - 恋 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube

ミーハー、源に関して言えばギリ抱けない事もない。

 

卍LINE 「SAMURAI」 - YouTube

卍ラインがこんなちょうどいい音楽作ってたなんて。

 

鎮座DOPENESS対黄猿 - YouTube

人類ってんなバトルできるんですね~というレベルで次元がちげえ鎮座DOPENESSのベストバウト。鎮座氏は新井英樹の漫画に出てきそう感強すぎて良い

 

穏やかに聞ける曲が好きになってきた傾向ある。

年末年始

あけましておめでとうございます。

年末

28日に仕事が納まってそのまま高田馬場の雀荘へ行ってきた。今年の年末もこれだ、一年の締めは麻雀に限る、ほとんどの参加者が今年最初で最後の麻雀に興じているわけだが、多分皆そこまで麻雀が好きというものでもないのだろう、ただ様式美としての年一の麻雀がそこにあり、誰しもがなすがまま様式美に身を委ねている。

紫煙に蝕まれる体とコートとスーツ、そして脳細胞の死にゆく音を横目に点棒と言う名の日本円の取り合いをする、12時間の煉獄である。

雑居ビル、夜半には茨城で震度6、ボロい雑居ビルは幸い高田馬場にあり、倒壊せずに済む。気を取り直しサザンのBGMに身を預けながらアガる、とにかく冴えわたり放銃は12時間とおして3度のみだった。

煉獄を越え下界へ帰還すると清々しい朝日が昇っている、7時だ。充分肥えた財布を手に浦安へ帰り、約4時間の惰眠を貪るのだった。

 

下半期、特に12月はメンタルが下降線を辿っていた中、そんな精神状態にあわせて家も汚く散らかっていた。誰が尋ねる訳でもない部屋だが、最低限度という概念は存在する。湯垢が付いているだとか埃が溜まっているだとかそんなものは関知しない、女々しい掃除はしないのだ。我が家の掃除のプロセスと言えば

①なんとなく散らかっている物をゴミ、使えるもの、洗ったら使えるものに分別する。

②ゴミはゴミ袋へ、使えるものは使えるところへ、洗ったら使えるものは洗う。

以上、埃とかは知らないがこの①と②をこなせば最低限度が保たれる。

 

雀荘でたっぷりヤニを吸ったコートとスーツ、最近手洗いに凝っている。クリーニング屋もといドライクリーニングの無力さを知り、水洗いの安全性に気付いたからだ、手洗いは良い。

湯船に湯を張り一昨年御殿場で買ったタケオのトレンチコートとオリヒカのスーツ達を湯に漬けていく。洗剤を混ぜて優しく揉むと、湯がさながら重油の様に黒く濁っていく。数時間置いた後すすぎ、優しく絞りハンガーへかける。ハンガーへかけると水分が下に移動するので何度か絞る。待っている間はポケモンに興じる。平和な年末である。

 

28日煉獄の最中、母親からいつ帰省するのか?というメールが送られていた。余程の事情がない限り自分から実家へ帰ると言い出す事はない、帰りたい気持ちはあるが追い出された人間である以上自分から言い出せる事ではないのだ。だからこんなメールを貰えるとありがたい、三食昼寝付きやったぜと思う。

31日の夜はダウンタウンを見たいと思っている、今年はフリースタイルダンジョンの口迫歌合戦もアツそうだ。

静かに実家で紅白を見る、追い出された人間である以上親が見ると決めたNHKを日テレに変更する権利などどこにも無い。野田、源、トキオ、XJAPAN、イエモン、ミーハー気味にエンタメを漫喫していた人間にとって今年の紅白は面白かったから良しとしよう。演歌歌手が出たらこちらにも手がある、ポケモンをやればいいのだ。

年始

朝起きてモンストをやる、初詣に行こうと母が言う。追い出された身でありながら三食と寝床を提供していただいている身として断るわけにはいかない。お年玉をくれ。

両親と一緒に近所の神社へ初詣に行く、母は一昨年頃に膝がなんか腐りかけ病みたいなのを発症していて心配していたが完治しているようだった。普通にそこらへんのババア位のスピードが出ていて安心する。整骨院が凄まじいとの事だった。突然だが最近腰痛が酷い、凄まじい整骨院鎌ヶ谷にあるとの事で、今度いってみるか。

神社の帰り道にあるファッションセンターしまむらに寄る。僕は今年で29になるが靴下を買ってもらう、持っていくのを忘れたのだ。ついでに会社用の靴下も買ってもらう。ミズノのワンポイントが入っており絶妙にダサい、ピンチの時以外履くことは無いだろう、どうせならぴょん吉柄のトレーナーを買ってほしかったのだが。

 

朝起きてシャドウバースをやる、姉の家に行こうと母が言う。追い出された身でありながら三食と寝床を提供していただいている身として断るわけにはいかない。行くならとお祝い袋を渡される、出産祝いらしい。ここで実家に帰ったことを強く後悔するがもう遅い、最初からこれが狙いか。

一万円だと言われしぶしぶ一万円を入れる、姉はと言えば家に食うものが無いから昼飯を持ってこいと宣っており、母も当然の様に要求を飲んでいる。おかしい、序列がおかしいのではないか?

おかしいし悔しいが既に姉 > 親 > 僕のメタゲームが成り立っているのは確かだ、孫が環境に及ぼす影響は絶大である。

姉の家は実家から自動車で30分程の場所にある。車中、言い値で入れた一万に疑問を抱いたのでネットで出産祝いの相場を調べる。5000円が相場らしいと主張するも財布には一万円札しかなく、しぶしぶ一万円を袋の中に戻す。

どうやら姉の家では我ら一族と姉の夫の一族が相見えるらしく、車中で昼飯をどうするか議論を重ねる。

昼飯用に持ってきた昨日のすき焼きで残った良い牛肉をどうするか?に焦点が当たる。父はもやしと炒めれば良いと言う。母はもやしなんてダサい、塩コショウで焼いてレタスでも敷いとけば洒落てて良いと言う。僕は肉吸いにして餅入れるのが良いと言う。

道中のスーパーでレタスを買う、母の意見が通ったのだ。難しいのは必ずしも権力者の意見が正しいとは限らない事だ。すき焼き用の薄切り肉を焼くのは破れやすいこともあり発想した時点で負けている。

 

権力者の母はいち早く孫に会いたいが為に一人姉の家に向かう、僕と父はスーパーでその他の買い物を続ける。

 

父がイチゴを買う、イチゴ大賛成である。

父が刺身の切れ端がパンパンに詰まったぶつ切りのお得刺身パックを買う、僕はやんわり止めるが追い出された身でありながら三食と寝床を提供していただいている身として強くは言えない。夫の一家が来るんだろ?船盛にしておけって。

父がザーサイを買う、僕はやんわり止めるが追い出された身でありながら三食と寝床を提供していただいている身として強くは言えない。というかこのオッサン気づいてはいたがザーサイ好きすぎてクソ笑える、のは良いとしても新年だし親戚も来るんだしそこはせめてお新香盛りだろう・・・

父が助六寿司を買う、助六寿司を1パック買う、僕は3か4買ったら?とやんわり伝える。結局1パック買う。7、8人そろうのに助六寿司を1パック買ってったらどうなるんだろう?オラわくわくすっぞ。

メタゲームへの理解が進む、姉 > 孫 > 母 > 父 > 僕に環境が細分化された。

姉の家へ着くなり我ら男衆の買い物に対しメタゲームの頂点が怒る、僕は止めたと言い訳するが止められなかった時点で同罪なのだ。なぜ言い訳しなければいけないのだ、というか姉の料理の腕も褒められたものじゃないだろう、肉と一緒に焼いた玉ねぎとピーマンがシャキシャキ過ぎる。などとは口が裂けても言えないが。

夫の一家も無事到着して優雅な昼食開始である、ただのビールを煽り買い足した舟盛りに握り寿司、シャキシャキの玉ねぎと良い牛肉を食う、爺さん達と婆さん達は孫に夢中である。老け顔の御仁達にひたすら弄り回されて孫も大変だと思う。甥とか姪よりピカチュウの方が可愛いくないか?

浦安に帰ると誰も居ない部屋が待っていた、一人の時間は悪くない。

承認欲求とブログ

自意識に存在する承認欲求に気付き、そしてそいつを満たす為にブログを始めたのだと僕は誰かに言った記憶がある。

 

今回はそんな当初の目標「承認欲求を満たすこと」について当ブログは貢献できているか?を話していきたいところ。

結論

から言うと、開設当初は満たされていたが現在承認欲求は満たされていない。もういきなり結論から行くとかセオリー過ぎてなんの面白味もない文章だ。とにかく最近の自分の文章だけど、書けば書くほど面白味が無くなっていっている気がして辟易している。今日の文章も駄目だ、固い、フランスパンか何かか。

自分の文章が駄目だ、と感じている限りはいくらネット上に自己を発散して、たまにリアル友人からブログ見とるやで宣言をされたところで「へへ」と自分をあざ笑ってしまう。

自分を認めていない人間が他人に認められたとしても勘ぐって卑下するだけで、そこに承認の充足は存在するはずがない。

何故最近の文章が駄目なのか?この駄目を取り払い自分の納得する文章を取戻しさえすれば自己承認の荒波に揉まれ気持ちよくなれるのではないか?という論理は正しいはず。

そして昨今のブログを見返せば駄目の答えは明白である。

批評しかしていないのだ。そんなものはただの消費者的行動であり、消費者的側面の自己を発散しているブログなんてのは何のアウトプットもなさない無効空間である。

承認欲求の満たされなさから何故か自分のブログ批判に変わったがまあいいやノッてきた。このまま文章を続けよう、そしてこれまでの自分のブログを断罪しよう。

 

inmoress.hatenablog.com

 こんなものは過去の自分を消費しているだけだ!ビリビリー(ブログ記事を破り千切る音)。

 

inmoress.hatenablog.com

 こんなものはなあ!辻希美氏にでもやらせておけばいいんだよ!ビリビリー(ブログ記事を破り千切る音)。

 

inmoress.hatenablog.com

こんなものは魚とって食ってるだけのコンシューマーブログだ、トマトとか言ってないでせめて素揚げだろ、素揚げは字面が良いからな!ビリビリ―(ブログ記事を破り千切る音)。

 

 

とまあこんな感じで全ての処すべき過去のブログ記事を断罪させていただきましたとさ。清々しい。

 

オギャ欲求の話

もはやである、ブログという外部記憶を利用して自己の承認欲求を俯瞰で認識した僕にとって、誰かに認めてほしいという感情を持つことは既に小恥ずかしい事でもあり、これからの人生そして当ブログは自己肯定へ向かっていきたいと思うばかりである。そしてこのまとめの内容はマズローの話に影響を受けている。

 

ところで一昔前に流行したバブみとかオギャるという言葉をご存じだろうか?知っていればそれでいいし知らないのであればそれはそれでいい。

承認欲求がどうのこうの能書きを垂れて、過去のブログという名の心の装甲を引き剥がして剥いた卵のようにツルツルな表面に現れた今僕が直面している感情。それがオギャりたい気持ちである。

意味のある日本語を発せずとも、生産性が極めて0あるいは負だったとしても、ただ自分の思うがままに精神活動を行える赤子。そしてそのすべてを抱擁する母こそ、人類の到達すべき究極系ではないだろうか?

どんな欲求が充足したとして、母性の尊さには到底あらがえない。

 

成人男性が生きるにはこの世はつらすぎたのだ。