モトズキッチンリバイバル その1
さあやって参りました、月に一度新鮮な魚を手に入れたときにだけ開かれるキッチン!それがモトズキッチンリバイバルでございます。
モトズキッチンとは
筆者がツイッターかなんかで適当に作った晩飯をすげえ適当なレシピと共に上げる企画。いわば男の料理であり、塩・胡椒・醤油・油・焼く!みたいなそんな感じである。
しかしながら実家の飯が余り旨くなかった事もあり、自前でささっと簡単にうまいものを作る技術は中々の物であると自負しているのである。
今日のメニュー
・あら汁
・魚と香る野菜を蒸したやつ
の2本立てです、こっそり裏で刺身にしてますが、刺身は切って醤油かける以上の事が発生しないので割愛。
あら汁
伊豆へ行き魚を捕まえてフリースタイル魚捌きしてあらを用意する。
あらをザルに突っ込む。
湯をかける、これは湯引きというプロセスであり、仕上がりの臭みが消えるとか消えないとか。
湯を沸かす、適当に塩と酒入れる。
沸いた湯にあらを入れる。
気の済むところまで煮たら味見をして、ちょうどいい味になるまで塩を足す。
塩加減が良いかなといったところで醤油を垂らす。
椀に盛って、お好みでネギとか散らす。
完成
レシピ
あら 2匹分
塩 適量
醤油 3垂らし位
酒 適当
水 あらに対して3~5倍くらいの量
感想
もう毎度これ食ってるけどうまい、特に魚の顔とカマがうますぎる。
ぶっちゃけ新鮮なんで湯引きとか灰汁とりとか要らんかもしれん。
自分の好きなとこまで後出しで塩を振れるので、間違いなく自分好みの味になるので安定感がある。
あらは最強出汁なんで化調も昆布も不要、素材からゴリゴリ出汁のでる料理は塩、間違いない。
蒸したやつ
伊豆へ行き蒸し物に最適な魚を捕まえる。
長ネギ、青い部分は魚の下に敷くので10cm位。白い部分の回りは細切りで白髪ネギ、芯は輪切りにして香味油に使う。
三つ葉、葉っぱは適当に切って魚の下に敷く、茎は白髪ネギ位の長さに切る
ミョウガ、適当に細く切っといて、上に置いたり下に敷いたりハラに詰めたりする
冬瓜、乱切りにして下に敷く、冬瓜なんて料理したことなかったのでググったら皮と種喰えるって書いてあったんで皮種付きのまま乱切り、皮は良いが種はメロンぐらい主張してきたので種は取る安定。
野菜の上に魚を乗せて、酒を散らして塩を適当にかけて蓋をして火にかける。
汁が出たら水気が飛び過ぎないように火を弱くする。
こんな感じになったら三つ葉の茎と白髪ネギとミョウガを上に乗せて熱したネギ油をかけて完成
レシピ
魚 1匹 + 刺身にしなかった腹の部分
冬瓜 1/4
長ネギ 1本
ミョウガ 3個
三つ葉 1束
塩 適当
酒 適当
感想
蓋開けたら三つ葉臭が来て勝ちを確信した。のっけたネギと三つ葉の茎がシャキシャキで下はくたっと出汁が染みてまいうーだった。汁が旨いのはわかってたんで冬瓜突っ込んだけど最強の瓜だった。
ネギ油はよくわからんかった、ぶっちゃけ下の部分だけでも良かったまである。
モトズキッチンズプロパガンダ
出汁の出そうな何かに塩を振って加熱すればどうやったって超旨い。
醤油だけで味付けすんのやめてください、本だしで良いので入れてください、塩入れてください。
美味い食材食う時、めんつゆはめんつゆ味にしかならないので使わんといてください。
鍋食う時、初手ポン酢やめてください。
なんとなくうまくなりそうだから酒入れてるけど、あんまよくわかってないので聞かなんといてください。
おわり