オカエ・ザ・超雑記帳

徒然趣味主義主張

爽やか

100円が授受されるロッカーの効用

銭湯なんかに行くとよくある、100円を入れ鍵を抜いてロッカーのロックがかかり、鍵を入れてロックを解除すると100円が出てくる奴の話がしたい。 と言うのも何故100円を授受する機構にしたのかの新説にたどり着いたので発表したい、この新説はもしかしたら100円授受ロッカー利用業界にとって大きな痛手となる発表となるかもしれない。

そもそも、ロッカーを機能させるだけなら100円の授受を発生させないロッカーを設置することが最も手間が無く、ユーザーフレンドリーな設計だし、もし僕が銭湯を経営するとしたら持ち前の人の良さによって、100円の授受が発生しないユーザーフレンドリーロッカーを設置する事だろう。

ではなぜわざわざユーザーの不評を買うような100円授受ロッカーを設置するのか。

100円を噛ませる機構とした理由、公、あるいは100円授受ロッカー利用業界側の言い分として語られているものが以下の二つである。
・鍵がもっていかれ放題になり偉い事になる。
・100円が財布外に移動した事による物販購買欲の促し。

どちらもまあ納得できる内容ではあるが、もっと根本、根源的に100円授受ロッカーを設置する理由を見つけてしまった。それが今回私が発見した新説であり、おそらく100円授受ロッカー利用業界側がひた隠しにする事実である。

100円授受ロッカーの使用料金は0円ではない

100円授受ロッカーの料金

何馬鹿言ってやがんだばかやろうこのやろうおめえ
100円を入れて100円出てくるロッカーの料金は100円-100円で0円だろうがばかやろうこのやろうおめえ
わかります、僕も気付くまではそう思ってました。

・・・

そして以下の式が今回僕の発見した新説の証明。
1) 100円授受ロッカー使用料金 = 100円*100円を取り忘れる確率
2) 人類が100円を取り忘れる確率 > 0
1) 2)より、100円授受ロッカー使用料金 > 0円
なお、取り忘れた100円はすべからくロッカーの運営者が回収するものとする。

ヤバくないですか?

ユーザーがタダと思ってタダで使わしてくれてありがとう!ホンマ神ですわいなと思い利用していたものが、実は有料サービスだったって事だ、この気付きは恐ろしい。

もしこの事に気付かなかったら僕は無料でサービス提供してくれてありがとう!と一生よだれを垂らしながら言い続けていたに違いない。

この気付きをこれからは大事にしていこうと思っている。

人に感謝され、誰からも叩かれず、あくどい利益を上げ続ける。そのアーキタイプとしての100円授受ロッカー。

金儲けの哲学がここに集約されているのかもしれない。